生きるために

ぼちぼち生きていきましょう

夜の大阪は悲しく狭い

夜の道を歩いていた

 

場所は大阪 

ボロボロの人間が歩いている

ギラギラと光るネオン

それだけが無機質に強い光を発していて、その光の下でボロボロの人間が

人間を装い笑っている

アルコールが脳内血流関門を通り抜け脳内に侵入して

記憶や感情が麻痺してようやく人は笑うことに成功する