食後の眠気に負けてパフォーマンスを落とす愚行
食後の眠気に負けてパフォーマンスを落とすのは愚か者の証である。
美味しい食事の後は多幸感に包まれる、その弊害か、なんだか眠くなってしまう。
そして眠くて作業がはかどらない。大事な会議で大あくびをする。
これは知識に基づく行動があれば、防げる。
こんな愚行を続けるか、食後も有意義に時間を過ごすか選べ。
後者を選ぶあなたに是非読んでいただきたい。
食後の眠気によるパフォーマンスの低下をふせぐ三つの方法を紹介する。
1,眠気を呼ばない食べ方
これはシンプルだ。胃に入れる順番を意識する。
野菜から食べよう。次に肉や魚。最後に米、パン、パスタなど。
眠気は急激な血糖値の上昇によってもたらされる。
糖を空腹の胃に最初に入れると、よく吸収する。それをふせぐのだ。
驚くほど簡単だが、驚くほど効果が出る。
ぜひ試して欲しい。
「こんなにバランスいい食事してねえよ!」という方
安心してください。
食事は投資という意識の薄い方向けにも二つの方法があります。
まず一つ目がこれ。
2,食事を複数回に分ける
どうしても米、パスタやパンなどの炭水化物(つまりは糖分)中心になっているあなた向け
食事を複数回に分けろ。一度に胃に入る淡水化物の量を減らすことで、血糖値のあがりはばを抑えることができる。これにより
一度の食事で大量の炭水化物を胃に入れると、当然急激に血糖値が上がり眠くなってしまう。しかも腹が減りやすくなる。
血糖値が急激に上昇すると、インスリンが分泌される
↓
糖を筋肉・脂肪・肝臓に取り込み血糖値を下げようと働く
↓
血糖値は下がり、身体は血糖値を上げさせようと空腹感を感じさせる。
甘いもの食べたあい。腹減った!と食後にいう人たちの体の中で起こっている現象だ。
二つ目がこれ
3,血糖値を自力で下げる
大量の淡水化物という糖を摂取した体は血糖値が上昇する。
つまり血の中にエネルギーがたくさんある状態だ。
このエネルギーを使ってあげるのだ。
使わねければ筋肉・脂肪・肝臓に取り込まれ血糖値が下がり、また空腹感を感じてしまう。その前に血糖値をある程度下げてしまうのだ。
そうすれば食後に眠くなることも、また空腹感を感じることもなく集中力を維持できる。
そのためには体を動かすことだ必要だ。
オススメはスクワットだ。自分が立てるだけの空間があればできて、最もエネルギー消費の大きい効率的な運動だからだ。
「人がいるのにスクワットなんてできねえだろ!」というあなたは
食後に階段を一段飛ばして登ってください
体の中で最も大きい太ももを使うことで、最も効率的に血糖値を管理できる。
紹介した三つの方法を使い、有意義な食後の時間を使って欲しい。
有効な対処法が存在するのに実行せずに愚かものであり続けるか、
眠気を管理して食後の眠気を感じるやつに差をつけるか
僕は後者を選ぶ。 あなたはどうする?
おしまい。